ふんわりアクセルと一定速度の走行がカギ
発進時のアクセル操作は、数ある運転操作の中でも燃費に最も大きな影響を与える要素の一つです。 信号待ちなどから発進する際、急激にアクセルを踏み込むとエンジンに大きな負荷がかかり、その分だけ多くの燃料を消費してしまいます。
目安として、発進から5秒程度かけて時速20kmに到達するような「ふんわりアクセル」を心がけるだけで、燃費は約10%改善すると言われています。
また走行中は、無駄な加減速を減らすことが重要です。 車間距離を十分に確保しておけば、前走車の動きに合わせてブレーキを踏む回数を減らすことができ、結果として再加速の機会も減少します。
アクセル開度を一定に保ち、減速が必要な時は早めにアクセルオフにしてエンジンブレーキを活用することで、燃料の供給をカットしながら走行距離を伸ばすことができます。 丁寧なアクセルワークは、燃費向上だけでなく同乗者の快適性アップにもつながります。
ムダな燃料消費を抑えるアイドリングストップ
駐停車中にエンジンをかけたままにするアイドリングは、車が動いていないにも関わらず燃料を消費し続ける行為です。 例えば、10分間のアイドリングで約130ccのガソリンを消費するとされています。荷物の積み下ろしや待ち合わせなど、明確に停車する時間が長い場合には、エンジンを切ることが省エネ対策となります。
車によっては自動アイドリングストップ機能が搭載されているものもあるため、機能を有効活用することも大切です。 ただし、交差点などで5秒以内の短い停止であれば、エンジンの再始動にかかる燃料消費の方が多くなる場合もあるため注意が必要です。
また、手動でこまめにエンジンを切る場合は、方向指示器やエアバッグなどの安全装置が機能しなくなるリスクがあるため、基本的には自動機能に任せるか、完全に安全な駐停車場所でのみ行うようにしましょう。
タイヤの空気圧不足は燃費悪化の大きな原因
タイヤの空気圧は、車の燃費性能を左右する隠れた重要ポイントです。空気圧が適正値より低い状態で走行すると、タイヤのたわみ量(変形量)が大きくなり、路面との転がり抵抗が増加します。
抵抗が増えるということは、車を前に進めるためにより多くのパワーが必要になるため、結果として燃費が悪化してしまいます。 市街地で約2%、郊外では約4%も燃費が落ちるというデータもあり、定期的なチェックが欠かせません。
タイヤの空気は自然に抜けていくため、パンクしていなくても徐々に圧力は下がっていきます。 少なくとも一ヶ月に一度はガソリンスタンドなどで点検を行う習慣をつけると良いでしょう。
また、タイヤにかかる負担を減らすという意味では、車内の不要な荷物を降ろすことも効果的です。 重い荷物を積んだまま走行すると燃費が悪化するため、トランク等の荷物を見直し、車体を軽くすることはすぐにできるエコドライブの一つです。
