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逆走はどうして起こるのか?

高速道路の逆走は、とても危険です。
車やバイクが超高速で走行していますし、まさか逆走車がいるとは思わないため事故が起こりやすいものです。
それに逆走車にとっても、意図的に逆走するケースはとても稀です。
多くの場合、インターチェンジやジャンクションなどの流入路を間違えてしまい、うっかり逆走してしまうというケースが全体の半分以上に及びます。

逆走が起こる原因は、うっかりミスです。
高速道路の入り口だと思って進入したら、実際には高速道路からの出口で自分は逆走する羽目になってしまったということはとても多く起こっています。
しかも、高速道路が混雑していなければ自身が逆走だとなかなか気づかないことも考えられますし、気づいてもどうすれば良いか分からずにパニックになってしまうこともあるでしょう。

逆走車を見つけたらどうする?

もしも自身が高速道路を走行中に逆走車を見つけたら、どうしたら良いのでしょうか?
自身がすべきことは、衝突を避けるということです。
車線変更などは危険なので、絶対にNGです。
自身が逆走しているわけではなくても、まずは速度を落とし、前を走行する車との距離も多く確保してください。
こうすることで、逆走車との衝突を避けるだけでなく、衝突事故に巻き込まれるリスクも最小限に抑えられます。

もしも余裕があれば、逆走車に遭遇したら110番の緊急通報に連絡を入れましょう。
スマホの場合、110番とダイヤルしなくても緊急通報ボタンを押せば自動的に最寄りの緊急センターへ接続されます。
大体の場所を知らせることによって、警察が対応してくれます。

もしも自身が逆走してしまった時にはどうする?

もしも自身が高速道路を逆走してしまった場合、まず最初にするべきことはパニックを起こさないということです。
その場で方向転換をしてトラブルを解消しようとするのは、とても危険なので絶対にNGです。
高速道路は、全ての自動車が高速で走行しています。
走行してくる車が見えないから安全だと思っても、安心してはいけません。

まず冷静になり、対向車に注意しながら速やかに路肩や中央分離帯、非常駐車鯛へ移動して車を停車してください。
停車した状態では車もバイクも向きが逆となっていますが、自身の判断で向きを変えようとするのではなく、道路管轄センターか警察の指示を仰ぎましょう。

もしもすぐそばに高速道路の流入口や料金所がある場合には、安全を確認できる場合にだけ徐行しながら、担当のスタッフへ事情を説明して指示を仰ぐという方法も良いでしょう。
また高速道路には、ところどころに交通管理センターへ直通の電話が設置されています。
見つけたら、そこから連絡を入れて指示を仰いで下さい。