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LAモーターショーで世界初公開された「ポルシェ911」

ポルシェと言えば日本でも昔からよく知られている高級スポーツカーメーカーです。
その代表とも言える車種が「ポルシェ911」であり、初代モデルが発売された1963年から今までずっとポルシェの代名詞のようにも位置づけられてきました。

2018年11月28日に開催されたLAにモーターショーにおいて、その8代目にあたる新型モデルが発表されたことは同時に世界中にニュースとして伝えられています。

新型の「ポルシェ911」は外観部分は従来モデルよりわずかにワイド化されている一方、インテリアを大幅に一新しており、特に伝統の5連メーターを思い切って撤廃したというところで大きな注目を浴びました。

5連メーターは運転席から正面に5つのメーターが並んでいるという仕様でタコメーター、スピードメーター、水温計、油温計、油圧計、燃料計、時計、シフトインジケーターなどが並んでいるものでした。

新型ポルシェはデジタル式に変更されておりエンジン回転計を挟んで2つディスプレイが並ぶインテリアになりました。

基本スペックと新モデルならではの特徴

新型ポルシェ911では、基本的な動力性能も大きく向上しており、水平対向6気筒ターボエンジンにより、最高出力450psという従来モデルを大幅に上回る数値をなっています。

また8段階デュアルクラッチトランスミッションが新開発されたことにより加速性能も大きく向上しており、さらには燃費性能も併せ持つことに成功しました。

更にはハイパフォーマンスオープンモデルとして「911ターボカブリオレ」も販売が決定されており、豪雪地帯でも走行可能な耐久性も備えています。

ポルシェの歴史と高性能スポーツカーの魅力

ポルシェの本社はドイツ南西部のシュトゥットガルトという都市で、創業以来スポーツカーとレーシングカーを中心に扱ってきました。

自動車の免許を持っていなかったり、あまり自動車メーカーや車種に詳しくないという人であっても「ポルシェ」と言えばスポーツカーのことであるというくらいの認識はおそらく持つことができているのではないかと思います。

なぜここまでポルシェが世界的に有名になったかと言えば、それはやはり高いデザイン性と走行性能の高さが理由ではないでしょうか。

実はポルシェは最初から自動車メーカーであったわけではなく、創業当初はデザイン会社としてスタートをしたという異色の企業であったりします。

初代ポルシェである「ポルシェスピードスター」が販売されたのが1948年のことですが、それ以来ずっと「かっこいいスポーツカー」というコンセプトを持って開発をしてきたことがわかります。

そんなポルシェを代表する車種が「ポルシェ911」というモデルであり、今もシートに座っただけで高揚感を覚えるような最高級のフィーリングを持った唯一無二の自動車であると言えます。