山形県でおすすめのドライブコース
本格的なドライブが好きな人にとって非常に魅力的なのが、峠越えの多いドライブコースです。
峠越えが多いということはそれだけ景色もバラエティに富んでいますし、ドライブの醍醐味を楽しむことができます。
遠出をして絶景を楽しみたいというのであれば、山形県の西吾妻スカイバレーなどがおすすめです。
このコースは米沢から喜多方に向けて走るもので、数々の観光スポットを走り抜けながら同時にグルメも楽しめるコースとなっています。
西吾妻スカイバレーの全長は約125km、所要時間は3時間40分前後です。
首都圏から行くのでしたら、日帰りは難しいので裏磐梯あたりに宿泊するのも悪くないアイディアでしょう。
西吾妻スカイバレーの観光スポット
西吾妻スカイバレーを走る際にまず立ち寄ってみたいのが「伝国の杜(でんこくのもり)」です。
伝国の杜は「米沢市上杉博物館」と「置賜文化ホール」から構成されている合築施設で、米沢の歴史や文化、上杉家の資料を鑑賞することができます。
歴史に興味がある人なら、国宝の「上杉本洛中洛外屏風」や「上杉家文書」は見応えがあるに違いありません。
また、同施設のすぐ近くにある上杉神社も一度は行ってみたい観光スポットです。
米沢城本丸跡に建立された上杉神社には美しい檜造りの本殿があります。
上杉神社を出て西吾妻スカイバレーを1時間ほど走ると「東鉢山七曲り」と呼ばれるゾーンにさし掛かります。
ここは白布峠でカーブが連続していますので、ドライブ好きにはたまりません。
標高も1410mありますから、春や秋には絶景を堪能することもできます。
途中に駐車場もありますので、車を停めて磐梯山や桧原湖の眺めを楽しむこともできます。
東鉢山七曲りから約19kmの地点には「道の駅 裏磐梯」があり、休憩したり食事をしたりするには最適のスポットとなっています。
レストランでは喜多方ラーメンを賞味することができますし、会津ソースカツ丼や天ざるそばなどのメニューも人気です。
ドッグランもあるので、愛犬と一緒にドライブする人はぜひ立ち寄ってみてください。
由緒ある酒蔵や天然醸造正油の醸造元も見学できる
道の駅を出てスカイバレーを走り続けると、喜多方市内に到着します。
ここでは大和川酒蔵北方風土館や天然醸造正油の醸造元を見学することができるようになっています。
1790年に創業された大和川酒蔵には販売カウンターの他に利き酒ルームも設けられていますので、ドライバー以外はここでお酒を楽しむこともできます。
天然醸造正油の醸造元「若喜商店」では昔ながらの製法で作られたお醤油や味噌を購入することができますのでお土産にもぴったりです。
西吾妻スカイバレーは冬季には通行止めになることも多いので、夏から秋にかけてのシーズンに訪れるのがベストと言えるでしょう。