首都圏からの観光には絶好のエリア

ドライブは好きだけれど、仕事が忙しくてあまり遠出をすることはできないという人は多いものです。
そんな人におすすめなのが、首都圏から2時間足らずでしかも見どころがいっぱいの魅力的なコースが豊富な栃木県です。

日光ICから日光東照宮や中禅寺湖などをめぐるドライブコースなら、日帰りで行くことも十分可能です。
思いついたら即ドライブに出かけるといった楽しみもあります。
ただ、日光ICに至る東北自動車道は週末になると混み合ってしまうためできれば朝の8時前に東京を出発したいところです。

日光でおすすめの観光スポット

まず最初に挙げられるのは、徳川家康が祀られている「日光東照宮」でしょう。
家康が死去した一年後の1617年に建立された日光東照宮は、もともとは神仏習合の神社でしたが明治元年の神仏分離によって二荒山神社と輪王寺とに分けられました。
社殿にはさまざまな動物が彫刻されており、行くたびに新しい発見をする楽しみがあります。
それぞれ国宝や重要文化財も数多くあるので、一度に全部見ようとせず日に分け少しずつ鑑賞していくのもいいでしょう。

日光東照宮の観光が終わったら、次はぜひ「華厳の滝」へ向かいましょう。
華厳の滝へ行くにはいろは坂を登っていきますが、このいろは坂には第一と第二があります。
第一は下り専用、第二は登り専用ですから、東照宮からは第二いろは坂を登っていくことになります。

離れたところから見る華厳の滝も圧巻でおすすめですが、エレベーターに乗れば滝つぼのすぐ前にある観瀑台まで行くことができ、そちらのルートもおすすめです。
真冬は小滝が凍っていることもありちょっと寒いのですが、独特の幻想的な景色を見ることができます。

いろいろ楽しめる中禅寺湖

華厳の滝を見終わったら、数百メートルのところにある中禅寺湖で食事をするのがおすすめです。
ボリュームたっぷりのとんかつ屋さんや石臼で挽いたお蕎麦が食べられるお店、日光名物のゆばが美味しいお店など、思わず目移りしそうなお店が並んでいます。

中禅寺湖は湖畔から眺めるだけではなくて、スワンボートや遊覧船に乗って楽しむことができます。
遊覧船による中禅寺湖一周コースは一時間前後の行程で、現在の料金は大人が1,400円となっています。

「一周フリー乗船券」を購入すれば丸一日何度でも降りたり乗ったりできます。
大使館別荘記念公園で降りて見学をしたり、菖蒲が浜を観光したりといろいろな使い方ができます。

中禅寺湖の北岸にある「日光二荒山神社中宮祠」も、見応えのあるスポットですのでおすすめです。
遊覧船はだいたい1時間に1便出ていますが、天候などにも左右されるので、事前に電話で確認をしておいた方がいいかもしれません。