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バイクオーナーになるなら絶対に頭に入れておきたいこと

バイクは自動車と比べて維持費もかからず、比較的気軽に所有することができる乗り物となっています。

ですがこの「気軽」というのは、ケアやメンテナンスをしなくてもよいという意味ではありません。
バイクの場合、車体が小さいこともあり、消耗品の交換頻度が自動車よりも多くなってしまいます。

エンジンで動く乗り物である以上、「タイヤ」「エンジンオイル」「ブレーキパッド」「ブレーキオイル」「電装機器類」といったものは定期的に交換が必要です。

これらの機器類は使用頻度などにより摩耗度合いが変化してきますので、どの時期に交換をするべきかを見極めるためには日頃からのチェックが大変重要になります。

初心者だからこそ身に付けてもらいたいのが、こうしたバイクの基本性能に関する不具合の察知です。

ある程度バイクという乗り物に慣れて来ると、バイクの消耗品の具合や交換時期についてなんとなく感覚として分かるようになるものですが、初心者のうちはそういうわけにはいきません。

ですので、初心者のうちはできるだけバイクに積極的に触るようにして、バイクの摩耗がどういったときに起こるかを体感していく必要があります。

バイクの調子を感じる暖機運転

一昔前の自動車では、暖機運転をすることがエンジンの調子を保つことというふうに言われてきました。
ですが、こうした長い暖機運転は旧式の自動車でこそ有効でしたが、現行車種では反対に「アイドリングストップ」仕様となっているのでむしろ長いアイドリング時間は車体によくない影響を与えるのです。

バイクにおいても同じことで、新式のバイクについてはアイドリング時間が長過ぎることを嫌う傾向にありますが、旧式バイクではそうではないこともあります。

クラシックバイクなどは、あらかじめバイクを起動して暖気をしておくことでエンジン本来の性能を引き出せるようになっていますので、年代によってはエンジン起動からある程度時間をおいてから乗用するということがよくあります。

古いモデルの中古バイクの場合、そうした細い仕様の変更があるので、乗る時にはそれぞれのエンジンの個性を理解しておくことが大切です。

クラシックバイクにおいては走行前のちょっとしたケアがエンジン性能を変化させることになるので、それぞれの適性を踏まえてケアをしましょう。

もう一つ、バイクメンテナンスで知っておいてもらいたいのがオイルの使用です。
バイクには多くのオイルが使用されますが、その特性は部位によりかなり大きく異なってきます。

正しくオイルを使用することで防錆効果もあるので、バイクに使用されるオイルの種類について調べておきましょう。