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初めての長距離ツーリングの前に揃えておきたいグッズ

バイク好きにとって、一番の楽しみと言ってもよいのが長距離ツーリングです。
都心部などゴミゴミとした交通事情の中で生活している人にとっては、開放的な山道やシーサイドロードなどを爽快に駆け抜けることは大きなストレス解消になることでしょう。

しかし東京23区内であれば、少なくとも1時間程度は市街地を抜けないとツーリングロードに出ることはできませんし、富士山一周や箱根周り、または北関東方面のいろは坂や南房ライン、信州ラインといった有名なツーリングコースを回るなら、少なくとも半日以上の日程が必要です。

市街地での走行ではスピードが出せないというデメリットがある一方で、もし何らかのマシントラブルが起こってもすぐに近くのお店で対応できる、という安心感があります。

急な気候の変化があってもすぐに雨宿りができたり、簡単な雨具を購入することも可能です。

しかし有名なツーリングコースでは途中に全くお店がないことも珍しくなく、もしその真っ只中で何らかのトラブルに見舞われてしまったときには、自力で対応していかないといけません。

そうしたことを考えると、バイクツーリングをするときには最低限そろえておきたい品物というものが出てきます。

出先で必ず必要になるということはなくとも、万が一のときに絶大な効果を持つグッズもありますので、ぜひツーリング用品として揃えておきましょう。

まずは出かける前のバイクの確認から

ツーリングをする前に、まず心がけてもらいたいのが車体のチェックです。
特にあまり多く乗らないという人や、反対に日常的に多くバイクを使用する人などは、ついつい長距離ツーリングにもそのまま出かけてしまいがちです。

SSや整備工場では、タイヤの溝や空気圧、バッテリーなどの基本的な機能についてすぐに調べてくれますので、ぜひ立ち寄ったときに利用しましょう。

特に注意をしたいのがブレーキオイルで、これから山道などのカーブが多い道を走行する場合には、摩耗がないかをしっかり見てもらう方がよいでしょう。

基本的な持ち物については、ヘルメットやライダースーツ、プロテクターといった一式をきちんと揃え、その上で装備品を選んでいくことになります。

具体的な装備品は雨天時のためのレインコートや、緊急時のための工具類などです。
他にも持っておくと便利なグッズとして、容量の大きな車載バッグや泥道などの不安定な場所にもスタンドを立てることができるスタンド・ホルダー、盗難防止用のチェーンやホルダーといったものが挙げられます。

長距離ツーリングではいかに運転中の疲れを軽減するかも重要になりますので、シート用クッションなども用意しておくと便利です。